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山本 敬代 自己紹介

余白の美

2016/10/04(火) 日々のこと山本 敬代

ヒガンバナが咲いていますね

向こうに京都市美術館が見えます

しかし...今日はやけに閑散としてるな...

また やってしまった...

フライング若沖...

 

皆様こんにちは。

こうジメジメ蒸し暑いと不快指数が増して

身体も頭もどこかおかしくなりますね

 

 

途方に暮れて表に出ると

お向かいさん!

救いの神が!

アメリカ出身の印象派を代表する女流画家

「 メアリー・カサット展 」開催中!

大胆な構図に軽やかなタッチと印象派らしい色彩構成

の油彩画はもちろん素晴らしかったのですが

私は版画が特に素敵に感じました

タイトル : 「 地図 」

ソファに腰掛けた二人の少女の視線の先の

たった一本の線で表現された地図

余白の美

熱心に地図を見る少女達の熱意とわくわく感

あえて作り込まない、もったいない空間を作ることで

かえって快適性が増し

フレキシブルな空間になることがあります

(お家の計画において)

 

19世紀後半のパリの美術界で異国の女性が

認められるのは並大抵の事では無かったと思います

何事にも屈せず目的を達成するためには

自分がどう行動すべきかを考え自らで道を作る

これは150年経った今でも私達自身にも必要とされる事

カサットの強い意志からなるバイタリティ溢れる

人生が垣間見え 予定ではなかったけど

ちょっと得した気分になりました!

 

 

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