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津田 光庸 自己紹介

クリナップ工場見学~東日本大震災被災地視察

昨日、一昨日とクリナップの工場見学のために福島へ行って参りました。

現在、中高級商品では大きなシェアを持つクリナップ、「機械8割・手作り2割」という

創業者の考えを継承し、改めて同社のこだわりや品質管理について勉強させて頂きました。

内部の様子は写真撮影禁止のためご紹介できず残念ですが、商品の良さに再確認できました。

唯一、撮影できましたのが、昨年にミラノサローネに出展されたオールステンレスのキッチン。

扉表面の加工などは熟練工の手作業だそうで、素晴らしかったです!

これは未発売商品ですが、現状販売されている商品の中には「手作り8割・機械2割」という、

手作業でステンレスの板をカット・叩き・溶接・研磨をする最上級キッチン「SS」があります。

ぜひ、実際のキッチンをクリナップショールームでご覧頂けたらと思います。

 

そして、クリナップと言えばキッチンですが、システムバスもしっかり作られていました。

カタログでは分からない裏側や、将来も低下することのない断熱性能など、魅力満載でした。

私もしっかりと各メーカーのよい所を勉強し、お客様のニーズにあった最高のご提案をして参りたいと思います。

 

そして、工場見学が終わり、福島県いわき市の被災地の視察に行きました。

復興は少しずつ進んでいるものの、5年半経った今もこの状況です。

ここは塩屋崎灯台のすぐ下の薄磯地区で、8mもの津波が到達した所です。

津波で壊滅状態となった町には一面家が無く広大な更地となっており、

見た時は言葉になりませんでした。

被災された方のお話をお聞きし、私が経験もしたことのない苦しみを

乗り越えられて来られたんだと胸が痛くなりました。

また、街中あちこちに、放射線測定器がある光景にはびっくりしました。

ほとんどの地域で除染作業は進んでおりますが、まだ福島県では立入禁止区域が多くあるそうです。

今、普通に暮らしている事がなんと幸せなことか、改めて感じることができました。

今日は熊本地震から半年。まだまだ手つかずのことがたくさんある状況です。

私たちは建設会社として、住宅の耐震化について今まで以上に真剣に取り組んで

いかないといけないと痛感致しました。

 

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