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なんでも鑑定団

2014/10/14(火) 日々のこと

台風一過、本日お昼前日差しが戻ってまいりました。

今回の台風で被害に遭われました方々には心からお見舞い申しあげます。

 

皆様のお宅では被害はでておりませんか?

もしあるようでしたら当リフォーム事業部までお声かけください。

すぐに手配をさせていただきます。

 

さて話は変わりますが、毎週木曜日の晩BSTVにて「なんでも鑑定団」という番組が

あるのはご存じでしょうか?

ご家庭にある、家宝?や、曰くありの骨董品や美術品などをスタジオや

会場にもちこみプロの鑑定士が値踏みをして、持ち込んだ当事者の

思惑とのギャップを楽しむ番組です。

私も家族と一緒に見ながら、素人なりににせものか、ほんものかを

判断し、その値段を言い当てたり(まったく当たりませんが)で

楽しんでおります。

そんなおり、先日の休みに京都国立博物館にいって参りました。

高台寺の鳥獣戯画展が開かれており、平日にもかかわらず

多くの人で賑わっていました。

また先月の13日に平成知新館が常設展館として新たにオープンを

しております。

このモダンな鉄筋コンクリートの建物が平成知新館です。

常設展館ですので、博物館所蔵の美術品や仏像が展示してあります。

その所蔵品を見ながら不届きにも、これやったらなんぼくらいやろ?

とか、これが偽物であってもわからんな?などとおよそ鑑賞にはほど遠い

考えで見ておりまして、これもあの「なんでも鑑定団」の影響かと勝手に

他人のせいにしておりました。

 

私はこの博物館には沢山の思い出があります。

30数年前結婚当初この博物館界隈にすんでおりまして、休日には散歩コースの一つでした。

たぶん家内におきましては毎日この博物館に子供をつれていっていたと思います。

その時の常設館はこの平成知新館のように、モダンではありませんでしたが、なんかもっと

暖かい雰囲気があったように思います。

ロビーは革張りの深く腰掛けられる茶色のソファーで、そこで本を読んでいますといつの

まにか寝てしまっているということも何度かありました。

また、西北の角にはひなびた売店とレストランがあり、家族とここでお弁当を食べていたのを

思い出します。

なにが言いたいかといいますと、今の博物館はちょっと自分から遠くへいってしまったなと

感じております。

建物が綺麗、多くの観光客もおとずれるそんな場所になってしまって、ちょっと寂しい思いを

しております。

もっと身近で、そして平気でこのすごい歴史の証拠に囲まれている実感がもう一度欲しいなと思います。

京都の街も同じかもしれません。

秋ですね。

ちょっと感傷的な大藪の独り言でした。

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