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堀田 郁代 自己紹介

カフェブラウニー様 と。ふたごの案件

今年は監督の山崎とセットで山本シリーズにどっぷりで、とうとう年末を迎えようとしております。お寺のお仕事の時もなかなか初めて見る景色を見せて頂きましたが、今回は 物件探しを挟み、足掛け一年近く携わらせて頂いたカフェブラウニーというブラウニーとデニッシュ屋さん。ようやく出口付近までたどり着き、ご報告をまとめて、まとめてなので長いです。。。

お施主様はカフェのご経験もあるGSのオーナー様。企業様の新しいチャレンジをサポートする持続化給付金を活用された、GSとは別の場所で菓子製造+イートインを、GSでもそのお菓子の販売とイートインを、という双子の案件でした。

菓子製造の方はマンションの1,②二階で、ボリュームだけで行くと用途変更が必要な200㎡には届かないのですが、就労支援施設としての一面もあり、バリアフリー申請が必要という課題がくっついてきました。飲食系ということで医療衛生センターのハードル プラス。バリアフリーの観点からの申請、訂正、検査という過程を踏む経験自体お恥ずかしくもお初でした。

お店なので意匠面も大切で、個々は「ブラウニー」という商品からココアとフルーツ入りホワイトチョコ、のイメージを中心に据えてクロスや床のビニルタイルを選定、椅子はマーブルチョコ と ここまでは楽しかったのですが、本来私が調整するべき細かいところ山崎に相当助けてもらいつつ;;

厨房なのでマンション二階にグレーチングを入れる、入れるからには床が20㎝も上がってくる、ここはバリアフリーなのでスローブいれて 通路の幅も検討して。明るい色をお選びいただく施主様と設定した作業フロアの色はトイレも含め、明るい気分で作業していただけるようにナチュラルな雰囲気にまとめました。厨房の木目の床も、お水の流せる厨房用フロアなのです。

既存の建物であるために規定に沿えないところは緩和申請が生じる 等々、申請図面や書類の作成に普段使わない筋肉を使う夏を経て。そこら中に消化しきれない残骸をばらまきつつ、審査関連でドタバタしすぎて看板屋さんに 無理無理をねじ込んでもらい、滑り込みセーフで、ようやく11月10日にオープン了。

写真は監督の山崎が撮ってくれたデニッシュエクレア、美味しそう!実際に美味しかった!そうですので、ゆっくりお客様の顔でまたお邪魔したいと思っております。。

と こちらが終わったら、動線はほぼ確定済ということ「らしい」(山本の得意技過少広告)GSのコンパクトなイートイン工事が始まるけど、意匠は カフェブラウニーさんの方を踏襲してまとめればよいし。。とか 

甘く見てました、正直。GSって消防さんが大変なのですね(あたりまえですね)

給付金の加減で後ろの縛りがあり、何より休業日を最短に抑える必要もあり。工期が無い中これまたお借りした昭和30年代の図面から敷地図をトレースしたり、あまり作成することのない図面一式そろえては、あほの子にも親切に応対して下さった山科消防と本局の方にご迷惑おかけつつ、予想外のバタバタな日々が待っておりました。。時々目の前真っ暗になる瞬間も何度か(甘く見てただけに)ありましたが、山本にも動いてもらいつつ、現場の山崎はもっと大変だよなあ こちらもへろへろの図面を立ち上げないといけないし。。とか気を取り直し。ほんとに終わるんやろかとかいう感じでしたが 実際は1カ月強の工事、完了降りた時には 地面に倒れてみたい気分若干。。^^;

こちらはデザオの工事は終わったものの、まだオープン準備が待ってます。看板掲げる時もまずは相談に来てくださいね、と 本局でずっとお相手いただきつつ密かに一升瓶似合いそうだなと思ってしまってた()かわいいお姉さんに言われつつ まだ終わらんなあ  と 遠い目になる今日この頃なのです。

仕上がりは しかし、狙い通り美味しそうになったんじゃないかしら とひとりごちてます。こちらh施主様手配の厨房の入る前の写真。

あらためて。お店の名前はカフェブラウニー様。

東野のお店はこちら。お店のファサードはチョコレートキャラメルの包み紙 みたいな 感じ狙い デス

GSは エネオス東山SS(河村商事)様(後日カフェオープン予定)

お近くまでお出かけの際は是非お立ち寄りの上、ご賞味くださいませ。

 

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