アクセントクロス②

 

今回は、トイレという限られた空間を快適に仕上げる壁紙(クロス)選びのポイントをご紹介していきます。

生活に欠かせないトイレは、家の中でも一番小さな部屋。

リビングや寝室とは違い、色々飾ったりするのが難しい空間なので、アクセントクロスが効果的。

長時間過ごす場所ではないので、大胆なインテリアにトライされることも多いお部屋のひとつです。

ホッと落ち着くアクセントクロスや、トイレだからこそ堂々と使えるアクセントクロスなど、事例も色とりどり。

トイレにおすすめのカラーや柄をご紹介いたします。

さらに、機能性壁紙や、清潔でお掃除を簡単にするトイレの壁紙選びや、そのお手入れ方法などもご紹介しています。

 

 

 

 

前回のリビングや寝室の壁紙(クロス)でご紹介したとおり、フォーカルポイントの考え方はトイレも同じ。

アレンジひとつ加えることで、よりおしゃれさが増します。

シンプルな壁紙と組み合せることでアクセントクロスが引き立ち、おしゃれな雰囲気を演出します。

組合せによってはアクセントクロスを2面に貼ることで、個性的なデザインをより楽しむこともできます。

どの面をアクセントに仕立てるか、バランスの良い仕上がりにはちょっとしたコツがあります。

側面の長い壁面、入り口に対して反対側の壁面、座った際に正面に見える壁面などがありますが、

窓やドアなどがなく一面フラットな壁面を選んだ方がよりアクセントクロスが映えます。

アクセントには、「飽きのこない」、「落ち着いた」色柄を選ぶのではなく、思い切って「好き」を

優先した柄を選ぶとメリハリがついておしゃれに見えます。

 

【色別の壁紙事例】

 

色からアクセントウォールを考えてみましょう。

トイレに向いている心理効果の高い色は以下の通り。迷われた時のご参考までに。

 

トイレでオススメの心理効果を持つ色は

■黄色(オレンジ色)

■緑色

の2色です。

 

黄色・オレンジには腸を活発にする働きがあり、緑には腸を整える働きがあると言われており、

トイレの壁紙にオススメの色といえます。

 

それ以外の色もトイレ空間を個性的に仕上げてくれます。

それでは、色の壁紙を使った事例を見てみましょう。

 

 ◆黄色の壁紙

黄色は鮮やかで刺激的な色ですが、
アクセントクロス以外の床・壁に白を用いると、
少し柔らかなイメージです。

個性的な色や柄を使用する時はよく使う手法とも言えます。

また、黄色は心理的作用の腸活発化以外でも
清潔感を与えることができる色ですので、
ボリュームを間違えなければトイレにはピッタリな色です。

 

同じ黄色でも少しくすんだ色の壁紙ならトイレの壁全体に採用されても、

それほど刺激的な印象になりません。

事例の現場では、
一部分にアクセントとして黄色の花柄をいれると程よく賑やかな印象になりました。

くすみ色は一歩間違うと、
汚れてしまったような印象にみえてしまうので、

バランスが難しいのですが、うまくハマると洗練されたイメージに。

インテリアの面白さでもあります。

 

◆緑色の壁紙

 

黄色と同じく少し使いづらい印象のある緑色の壁紙ですが、

多少くすんだ色を上手く用いると、
すっきりしたイメージに。

 

トイレは狭く囲われた籠り空間のような特徴も。

赤ちゃんがお腹にいた時のような程よい狭さや、
また誰も入ってこない
という安心感から
リラックスできる空間としては至極のスペース。

そんな空間だからこそ心理的に安定感を与える、
落ち着きのある緑色は
トイレにふさわしいアクセントカラーと言えるでしょう。

 

◆ダークグレー色の壁紙

 

色の中で明度の低いダークグレーのアクセントクロスは
洗練された
雰囲気ですが、

お部屋の環境によっては暗さが気になってしまいます。
照明を点灯して短時間での使用するトイレなら、

ダークカラーを逆にドラマチックな演出として
大胆に取り入れる心的ハードルは低いようです。

写真の現場ではサイドの壁紙にはリズミカルな
幾何学模様をプラスする
ことで、

空間に軽やかさをプラスしています。

 

◆ティファニーブルー色の壁紙

 

トーンの明るいブルーのアクセントクロスは、
フレッシュで爽快な
トイレになります。

ティファニーブルーと呼ばれる綺麗なミントブルーは青空を連想させ、

トイレ独特の閉塞感を軽減してくれます。

座って見上げた位置にブルーがあると開放感があります。

トイレの扉を開けた瞬間、
明るいカラーが目に飛び込んでくると、

なんだか気持ちも晴れやかになります。

 

 

【柄の壁紙】

 

 ◆ストライプ柄の壁紙

もともとタイル貼りのトイレで、お手入れが大変だったということで

トイレの内装を一新された事例です。

ポップ過ぎない細めのストライプ柄の壁紙は、
ホワイトを
ベースにブルーやグリーンなど
爽やかな色でストライプ柄が
描かれており、

スッキリ広々とした印象のトイレになりました。

 

 

 

◆大胆な花柄の壁紙

 

他のお部屋では使いにくそうな、
思い切ったデザインの壁紙も
よく採用されます。

事例のように大ぶりな花柄の壁紙は、
お気に入りの絵のように華やいだ
雰囲気をプラスしてくれます。

ボダニカル柄はここ数年のトレンド。

国産メーカーでも輸入物のような思い切った
デザインの花柄も充実してきています。

 

 

 

◆リーフ柄の壁紙

 

水色を基調としたリーフ柄の壁紙を使った事例です。

水色の柄だとそれほどごちゃごちゃせず、
爽やかな空間になり、

トイレのインテリアと相性が良いです。

壁紙以外のインテリアを
できるだけシンプルにすれば、
多少の柄が
入っていても気にならないのが分かります。

小物などを置かずシンプルにきめたい方は、むしろ柄物の壁紙を使うのは良い方法だと思います

 

 

◆白抜きモチーフ柄の壁紙

 

先ほどの事例でもそうですが、柄ものの壁紙を使ってみたいけど、

派手かなぁと思われる方は 
白抜きで柄をデザインされて
いる

アクセントクロスがおすすめ。

派手さを落ち着かせつつオシャレなトイレにすることができます。

背面のチャコールグレー色とも相性良く、上品にまとまっています。

 

 

 

【機能性壁紙】

機能性壁紙には、いろいろなタイプの機能を持ったものがあります。

例えば、トイレの臭いを軽減する消臭機能を持ったクロス、防水タイプのクロス、湿気が気になる場合は吸放湿機能を

持ったクロスなどがあります。これら機能性壁紙を使い、壁紙の汚れが抑えられることで、掃除に掛かる時間や回数が

抑えられるメリットがあります。 機能性壁紙をベースに、アクセントクロスとしてデザイン性のある壁紙を使うことで、

機能性とデザイン性を両立させたインテリアが叶います。

汚れ・掃除や、臭い、湿気などでお悩みであれば、機能性壁紙を検討してみてはいかがでしょうか?

 

◆汚れ防止機能

トイレの壁は水はねなどで汚れやすい場所で、掃除をする機会も多い場所ではないでしょうか?

汚れ防止機能が付いた壁紙は、表面がラミネート加工でコーティングされており、水分が浸透しにくく、

汚れが付着しても水拭きですぐに拭き取りができるため、お掃除も簡単です。

一般のビニールクロスでは落ちにくかった油汚れや手あか、タバコのヤニ汚れも水拭きや中性洗剤、

消毒用アルコールを使って落とすことができます。 また、抗菌機能がついたものであれば、菌の増殖を抑制するので、

小さいお子さまがいるご家族におすすめです。

 

◆消臭機能

トイレはどうしても臭いが気になる場所です。

エコカラットなど消臭機能を持ったタイルは有名ですが、壁紙の中にも消臭機能を持った機能性壁紙があります。

壁紙の表面に加工された消臭剤が、ニオイの元となる臭気ガスと化学反応しニオイを吸着・消臭します。

この効果は環境により異なりますが、5~10年持続します。一般的な壁紙の貼り換え時期が5~10年程度といわれており、

それら期間消臭機能が有効です。 他には、光(紫外線)に反応して消臭効果を発揮する機能性壁紙もあります。

光触媒で臭いの成分(アンモニア、硫化水素、トリメチルアミン、ホルムアルデヒドなど)を消臭します。

光触媒は半永久的に効果が持続するとのことです。

 

◆吸放湿機能

トイレの湿気にお悩みの方は、吸放湿機能を持った機能性壁紙がおすすめです。

吸水性ポリマーを配合しているため、トイレ内の湿度に応じて吸湿・放湿を行い、結露やカビの発生が抑制されるので、

湿度が高くなりがちなトイレにおすすめの機能性壁紙です。

6畳の広さの部屋にこの機能性壁紙を使った場合、コップ約6杯分の湿気を吸収します。乾燥時には、水分を放出し

室内の湿気を調整します。

 

 

水色のクロスは、抗菌、防カビ、消臭効果のある機能性壁紙に。

アクセントの柄入りクロスは、

防水性が高いもので、清掃面の改善もしています。

清潔感のある爽やかなイメージのトイレ空間です。

 

 

 

 

【トイレの壁のお手入れ方法】

せっかくのおしゃれなトイレも、利用していくことでどうしても汚れてしまい、定期的なお掃除が必要となります。

ここからは、トイレの壁の汚れとそのお掃除方法をご紹介していきます。

【注意】壁紙の種類は各家庭で違います。ほとんどの場合、水拭きできる壁紙を使っているかと思われますが、中には拭き掃除ができない壁紙の

場合があります。あまり目立たない場所の壁で、少量の水を手に取って壁につけ、水をはじいているかどうか事前に確認をしておきましょう。

 

◆壁の汚れの正体は?

 

(壁の黒ずみ)

トイレの壁の黒ずみは、主に黒カビです。

トイレは常に水たまりがあり、湿度がこもりやすい場所です。また、トイレの水を流す際に、水しぶきが飛散し

湿気がこもりやすいため、それら飛散した水をそのままにしてしまうと、ほこりや汚れなどを餌にカビが繁殖してしまい、

黒ずみの原因となります。

 

(壁の黄ばみ)

トイレの壁の黄ばみは、主に飛び散った尿がそのまま放置されできたものです。

この黄ばみが原因で臭いも発生する場合もあります。

 

◆トイレの壁のお掃除方法

 

(黒カビのお掃除方法)

黒カビがついた場所に、除菌スプレー(消毒用アルコール)を吹きかけ、雑巾やトイレットペーパー

などでサッと拭き取ります。あるいは、市販のカビ取り剤を使用しましょう。

塩素系カビ取り剤は、カビを取り除く以外に、壁紙が漂白され色が変色する可能性があります。

このため、塩素系ではなく、乳酸系カビ取り剤を使用しましょう。多くの場合は、これで黒カビを落とせます。

また、壁をこする際にメラミンスポンジを使うと、さらに落ちやすくなります。

【注意】ただし、壁紙の種類によっては、洗剤も水拭きもNGのものがあります。

ビニールクロス以外の壁紙は、水拭きや洗剤の使用は適してないことが多いのでご注意ください。

また、中性洗剤を使用した場合でも、壁紙に残った洗剤の成分をしっかり拭き取らないと、時間が経つと変色することがあるので、

固く絞った雑巾で水拭きし、仕上げに乾拭きをするのが望ましいです。

 

(壁の黄ばみ)

トイレの黄ばみがついた場所に、トイレ用中性洗剤を雑巾やスポンジなどにつけて拭き取ります。

歯ブラシでこするとより効果が高くなります。 それでも黄ばみが落ちない場合は、漂白剤を使うことで黄ばみが

取り除けます。雑巾にハイターを含ませて拭き、つぎにキレイな布巾で水拭きをし、最後に乾拭きを行い、

漂白剤が壁に残らないようにしてください。

※ただし、壁紙の種類によっては、洗剤も水拭きもNGのものがあります。

ビニールクロス以外の壁紙は、水拭きや洗剤の使用は適してないことが多いのでご注意ください。

また、中性洗剤を使用した場合でも、壁紙に残った洗剤の成分をしっかり拭き取らないと、時間が経つと変色することがあるので、

固く絞った雑巾で水拭きし、仕上げに乾拭きをするのが望ましいです。

歯ブラシも強くこすりすぎないようご注意ください。壁紙を傷つけてしまう場合があります。

 

 

◆トイレの壁掃除に関する注意点

 

(複数の種類の洗剤を混ぜないこと)

トイレの壁を掃除する際、汚れを落としたいからといって、複数の種類の洗剤を混ぜるのは危険です。

絶対に行わないでください。 特に酸性と塩素系の洗剤を混ぜると、毒性の強い塩素ガスが発生し、最悪の場合、

死に至る可能性があります。洗剤の注意書きを必ずよく読み、正し使用方法で使ってください。

 

(カビによる汚れに対して、水拭きはNG)

カビの汚れを掃除するのに水拭きは逆効果です。カビに湿気を与えてしまい、さらにカビが繁殖してしまいます。

除菌スプレーや市販のカビ取り剤を使って掃除を行ってください。

 

 

【まとめ】

おしゃれなトイレにするたの壁紙の選び方について、色や柄のアクセントクロスを上手くつかった事例から、

機能性壁紙の説明や、トイレの壁のお手入れ方法までご紹介いたしました。

リラックス出来るようなほっこり空間にしても良し、ちょっと気になっていた大胆な色や柄で冒険してみても良し。

コミュニケーションスペースのように人目を気にしなくていいトイレは壁紙の選び方も自由です。

加えて、快適な空間として過ごすためデザイン性だけでなく、掃除のし易さなど機能面も考慮しましょう。

 

ご自宅のトイレの利用状況を踏まえ、デザイン・機能性を上手にチョイスして理想の空間に仕上げましょう。

 

 

 

 

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