地震に強い家にしたい・耐震リフォーム
大切な耐震補強
建物をいったん骨組みだけにした後、デザオ建設が必ず行うのが耐震診断です。昭和56年以前に建てられた建物は新耐震基準を満たしていません。新耐震基準とは、建物の倒壊を防ぐだけではなく、建物内の人間の安全を確保する事に主眼をおいたもの。旧基準では「震度5程度の地震に耐えうる住宅」と規定していましたが、新基準では「震度6強以上の地震で倒れない住宅」と変わっています。
私たちは平成10年に結成された木耐協(日本木造住宅耐震補強事業者共同組合)に加盟し、協会が行う調査研究を参考にしながら、より耐震性能を向上させる取り組みを続けています。リフォームの依頼をいただくと床下に潜って建物の状態を確認後、データをPCソフトに入れて解析し、建築基準法で定められた耐震等級を上回るために、どのような補強が必要かを確認します。
暮らしやすさ、居心地の良さを高めることもリフォームでは大事ですが、安全性を高めることはもっと大切な、いわば大前提す。リフォームは耐震補強の絶好の機会。安心して暮らすためぜひ行いましょう。
[ 耐震リフォーム事例 ]
◎case1 耐震補強壁「ひかりかべつよし」事例
◎case2 耐震補強工事と補助金について
京都市左京区 S様邸
「 こどものスペースでのびのび、広々LDK 」
間仕切りには、FRPグレーチングの耐震補強壁「ひかりかべつよし」を採用。採光性・通気性を備え、空間のデザイン的なアクセントにもなっています。
◇ ひかりかべつよしとは ??
FRPグレーチングを木造用の耐力壁として使用。これまでの合板等の面材耐力壁とは異なり、採光・通風のコントロールを可能にし、耐震性を確保しながらより開放的な住まい空間を実現できます。
◎快適で開放的な住空間が可能
◎優れた耐震性能
◎優れた意匠性
※ スタッフブログより抽出 [ 担当 / 板東 ]
今回は長岡京市での案件です。
中古物件を購入され、14年程前に弊社にて大規模のリフォームをさせて頂いた物件です。私も10年近くのお付き合いになり、いつも「ばんちゃん」と気軽にお声を掛けて頂くお客様です。
今回は、当時リフォームされていなかった屋根の改修をと言う事で調査に行きました。
昔ながらの土葺き瓦屋根です。瓦がずれたり、割れたりでメンテナンスが必要な状態でした。
以前、京都市で昭和56年以前に建築された住宅の屋根軽量化工事をして、耐震補強工事の補助金を受けた経験がありましたので、長岡京市でもあるのかと思い調査後、長岡京市へ相談へいくと耐震補強の補助金について教えてくれました。
「屋根を軽くするだけの簡易改修でも上限30万円の補助金は出るが、耐震診断をして本格的な改修をすれば上限90万円出る」とのこと。(※一定の条件がありますので詳しくは弊社まで)
早速、現状の強さを診断。ふむふむ、0.54。
14年前にリフォームした際に筋交いなどの見直しをした効果もあってか、築48年の建物にしては数値は高いですが、評価としては「倒壊する恐れが高い」という評点です。
さて、これをどのように補強していくか。
まずは屋根を土葺き瓦から桟葺き瓦へ、そして壁に補強金物を4箇所いれて・・・
じゃーん、1.02
壁の補強には耐震金物である、「モイスかべつよし」を使用。
これは、木造住宅の内壁に取り付けて補強をするキットで、出来るだけ床や天井をめくらずに施工できる製品となってます。弊社でも過去に多数の実績のある補強方法です。
先日、長岡京市より補助金最大の90万円が下りることの決定通知があり、ただ今工事段取り中。
京都市では耐震補強工事が盛んにおこなわれておりますが、周辺である長岡京市や向日市ではまだまだ実績が少ないようです。
京都府下の多くの市町村で補助金がありますが、基準や制度が少しずつ違うようですので、詳しくは耐震補強工事の実績が数多くあるデザオ建設までお問い合わせください。
もっと詳しく知りたい方にオススメ
ビフォーアフターの間取りも分かる、
リフォーム・リノベーション
戸建て・マンション・実例集からイメージを膨らませましょう!