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あかりで「間取る」~パナソニック杉山氏セミナー

堀田 郁代 自己紹介

照明器具については、現場に合わせプランを組んでご確認いただき、発注する、この繰り返し。お家に関するもろもろで、照明計画はこの数年、キッチンのセミクローズからオープンへ、さらにTVボードの形態の変化と同じくらい、劇的に変わった分野の一つ。まだ新しいLED照明、まずは電球や蛍光灯ができた形を追いかける形で器具も発売されてきたのですが、昨今はどんどん「手法」そのものを変えつつあるところまできてるなあと日々実感する次第。 建築の魅力を引き出し、空間の「夜にしかない表情」を引き出す、「建築化照明」がかなり気軽に取り入れて頂けるようになりました。夜にしかない表情を追求する、ということは必ずしも明るければOKという訳じゃない深みみたいなものが生まれたような。。この建築化照明自体、新しいといって良いジャンル、しかも器具自体も次々に新しいものも出る、と いうことで、ここ数年、新しい手法とアタマの中の古い当たり前を摺り合わせて、更新するために、照明メーカーさんのセミナーがあればできるだけ 顔を出すようにしております。

 本日は実際8年前(なので蛍光灯時代。間接照明はまだ今ほどポピュラーでは無かった頃)自宅を建築された、パナソニックの照明デザイナーを長年勤めてこられた杉山氏の、「施主目線」実例中心のお話をお聞きしました。デザイナーだけに、曰く「自作の建築模型を持ってファーストヒアリングに臨む絶対つきあいたくない施主」様、美しさのためならセオリーを破ってみて実際どうだったか、を中心にお話は進みます。スイッチの位置(1050);コンセント(150)を美観的目的から低めに設定したり。某メーカーさんでもおっしゃってた「空間の美しさを邪魔しない天井をいじめない照明計画」を工夫されたとか。これは、時にはフットライトで代用させたり、間仕切りパーテーションの天端に設けた間接照明でダウンライトの数を極力減らす、手元はしっかり照度を取りながら、空間の明るさは必要以上を求めないなどなど。廊下の照明は滅多に付けない生活をされているマンション住人は実は多い、など、確かに!って膝を打つお話も沢山。もう一つ、印象的だったお言葉が「真ん中を捨てる」。光は、あかりを受け止めてくれる壁があってこそ明るさを感じるもの、中途半端に真ん中にこだわるよりも廊下でもトイレでも 壁に寄せ、反射板として壁を使えばより少なめの器具数でOK・・・なるほど! また、リビングから連続する戸外空間の奥に照明を配置することで生まれる奥行き感の効果。視線を導く照明は空間を広げる効果もあるのです。実例そしてそれを計画し、実際にお住まいになっての建築計画にかなり軸足を置いたお話は本当に楽しかった、もとい勉強させていただきました。。吹き抜けの一部に低い天井のエリアを作る、低い天井は心理的に安心感を与えるものでもあり、ダウンライトを設置することによって手元の明るさもきっちり取れる、と。

現在建築中の新北野展示場も、夜の顔も見せたくなるお家にしたいものだとまた、肩の荷もありがたーーい重さに育つのを感じつつ、セミナー会場をあとにいたしました。。。^^;

新北野展示場の進捗具合をお伝えするインスタグラムを開設しております、是非お立ち寄り下さい

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