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津田 光庸 自己紹介

能のお稽古場がある家

こんにちは、都大路店の津田です。

真夏日かと思いきや一気に12月の気温・・・。

私ごとですが、先週は体調を崩し1週間ほどお休みを頂きました。

皆様も体調の管理には、くれぐれもご注意下さいませ。

 

さて、12月お引き渡しに向け進んでいる工事のご紹介です。

今回のリフォームは、お母様が安全で快適に暮らせることを

テーマにお話しがスタートしました。

が、お話しをお聞きしていく中で、お施主様は能を舞われるとのことで、

ご自宅のどこかに稽古場を作りたいとのご要望がでてきました。

これまた、大きなご要望です。

通常、能の舞台・稽古場などは1階につくり、

床下に大きな甕(かめ)を設置し、脚で踏む拍子、笛や太鼓の音色、

謡の声をよく響かせる工夫がされています。

しかし、今回はプランニング上、お母様の居住空間を

1階にとる必要がありましたので、2階に稽古場を造る事となりました。

構造上、8帖ほどしかとれませんでしたが、

お施主様の想いの詰まった稽古場が出来る事が楽しみでなりません。

その中でも、本格的な幅305㎜・厚み35㎜の無節の桧の床材。

私自身、このような床材を採用するのは初めてで、

完成するのを楽しみにしているところ、床材が先日現場に納品されました。

 

床材の裏面しか見ておりませんが、なんともすばらしい床材でした。

そして、桧のいい香りがたちこめています・・・。

お引き渡しまで、あと2ヶ月程度、お施主様に喜んで頂けるよう

がんばって参ります。

また、完成レポート致します!

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