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堀田 郁代 自己紹介

お腹はコーラでいっぱい(イメージ)な 彼、旅立ちの春(笑)

2020年も春爛漫 一歩手前 です。

これは将軍塚付近の山桜、

街中もあちこちでふわっと灯りをともしたような桜の樹とすれ違い、

華やいだ気分を味わえる季節になりました。

コロナウィルスの影響で先行きがかなり不透明、

卒業式も入学式も生徒さんだけで行うなど、縮小傾向にあって、

今年メモリアルな年を迎えるにはちょっと寂しい ある意味特別な 春 でもあります。。。

この春高校を卒業した甥っ子は、

ひたすら なガーーーい春休み!を堪能した後、名古屋の大学に進学し、

慣れ親しんだ滋賀県の家を旅立っていきました。。。

とはいえ、ラグビー漬けの日々、

食事も寮できっちり管理された4年間が待っているはずで、

アドベンチャーな感じは少し物足りない(おば目線)のですが^^;

それでも、大昔の自分を思い出しても、

それ以前と以後は別人のように 物の見方エトセトラが変わる時期を、

はじめて家族から離れて過ごす彼に お祝いは何にしよう、、と、

昨年夏から 大昔あるいはついこの間その時期を過ごしたおじさん、おにーちゃんに聞きまわり、

本からギター、洋服、お金まであんまりにもばらばらなもんで、

高校入学の時のお祝い、少しおにーちゃんバージョンということで、

友人の職人さんに再度、一点ものカバンをお願いすることにしました。

大人の3年はあっちゅーまなのに 

やっぱり高校生の3年間は全く別物に進化する時間だなあと実感しつつ。

お題は 大人になっても使えるブラックデニムっぽいサコッシュ(風ボディバッグ)。

うすく蝋をまとった黒い革、

時間がたつとだんだん艶のでるところでないところが経年変化が出て面白そうなやつを進めてもらい、

それも首あたりの部分をとるのかおなかあたりをとるのかで「しわ」の出方が変わるので、

少し上品目に見える部分をお願いして、さらにステッチも利かせて、

デニム!な感じに、とか好き勝手を言うクライアント。

中は爽快な元気系の水色。

形は常に持ち歩きそうな長財布とコーラ とかのペットボトルとなんか小物が入れば。

ポケットみたいに気軽に使ってもらえるようなデザインで。

なんか最近超絶忙しそうな インドアパンダと化した革屋さんの仕事の森に乱入し、

「そのころ」の自分がうれしいやつをお願いします!とか無茶ぶりしまして。

設計図に悪戦苦闘思索生知の跡が^^;

そして出来上がりがこちら

肩ひももあえて長さ決め打ちですっきりさせて、肩あたりが良いようにふっくらさせた という

製作者側の細かすぎるこだわりは きっと飼い主には通じないかもしれないけれども^^;

エッジがきれいに立って、スタイリッシュな金具も相まって 容量のわりにすっきりした印象。

お家でもあるある ですが、オーダーメイドならではの大変さを経てこそたどりつける満足な出来栄え★

しかし、今回のは、定番でもいけると思われる 美しさと使いやすさ両立した仕上がりじゃないかと。

(こうやってスタンダードが生まれていくのか・・・)

あたしが10代んときに出会いたかったなっておもう、天才シムラくんの傑作を添えて。

(ワンオクっ子にはゆるすぎるかもしれないけど。)

ばーちゃんに確保されながらとりあえずピースのご本人(笑)。

まあ後ろ髪ひかれる(ほど長さはないけれど)こともたくさんあるだろうが、

ひとまず置いて。

びびらずに楽しんですごして、日々の果実を余すことなくゲットしてきてほしいなと。

送り出した春の始まりです・・・

 

 
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