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吹き抜け

T様の家が完成しました。((着工現場) (T様邸 ついに完成!) もみてください。) 

T様の家は京都の真ん中の町屋でその全面リフォームのプランを担当させて頂きました。

ウナギの寝床の町屋に光と風を取り込み快適な住まいにするというテーマを掲げ試行錯誤しました。

3方を家に囲まれ、道路面だけが外に向かって開放されていますが、

都会で車の往来も多くプライバシーと、耐力のためあまり開口部をもうけることはできません。

リフォーム前の家も玄関から少し入れば昼間でもあまり日は入ってきませんでした。

そこで上からの光をということで、貴重な床面積を割いて吹き抜けにして頂き、

家の真ん中に天窓で光を入れました。その天窓は開けられるようにして風も通せます。

(棚の前が上部吹き抜けの場所。電灯はつけておらず、フラッシュも焚いていません)

 

(吹き抜けを下から見る)

 

限られたスペースなので、できるだけ空間をつなぎたかったのですが、

吹き抜けがあるため横方向だけでなく縦にもつながり何となく広がりを感じます。

吹き抜けはオーソドックスな手法ですが、家を快適にする要素、

光・風・広がりをもたらしてくれます。皆様もいかがですか。

T様ありがとうございました。

記事一覧|2014年6月

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