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OM ソーラーというもの「基礎編」

2015/04/08(水) 現場でのこと

春に三日の晴れはなし。

昔の人はうまいこというものですね。

今年は桜にとっては残念なタイミングの雨でした。

寒暖差の激しいこのごろ、いかがお過ごしでしょうか?

今日は「OMソーラー」をご紹介いたします。

簡単に説明しますと、屋根で暖めた空気を大きな煙突の

ようなダクトを通して床下に送り、床下や基礎のコンクリートを

暖め、蓄熱をして床の吹き出し口からその太陽の熱そのものが

ゆっくりと放出され、家全体をあたためるシステムを言います。

そんなん出来るのかいな?と思われた方、少し耳を傾け、目は

真っ直ぐに見てください。

このシステムなかなか良いものです。

太陽に抱かれた家?聞いただけではわかりません。

先ほどのシステムで家の中に放出された太陽のあったかさを体験されれば納得。

今日左京区のOMソーラーの現場で、棟上げをしていました。

雨もやみ何百という柱や梁、そしてそれぞれの部材を組み立てていました。

先ほど床下や基礎に熱をためるといいましたが、下の写真をご覧ください。

一見すると普通の基礎ですね。でもちょっとふつうの家と違うところがお分かりでしょうか?

どこが違うかすぐに判った方はプロ並みの方です。

普通の基礎の場合はコンクリートと土台の間にプラスチックのパッキンや換気口が

ありますが、この基礎にはないのが判っていただけますか?

拡大写真です。

床下から熱を逃がさない為に基礎と土台の間にポリエチレンフイルムにゴムの

パッキンがついたものを敷きます。

熱は絶対に漏らさないぞ!という強い意志があります。

今日の写真にはありませんがこの基礎の下にはなんと断熱材を敷いているのです。

この写真は新築の現場ですが、リフォームの場合このシステムが使えるのは増築の

ある物件で、増築部分のみがこの対象となります。

それだけ一般の建物と作りが違うのです。

今後も現場が進んでいきますので、後日また途中経過をご紹介いたします。

ちなみに完成したものは、南区の「都大路店」にモデルハウスとして公開をしています。

体感をしませんか?

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