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9月末から着工していた、山科区のマンション。
1973年。
オイルショックでトイレットペーパーや洗剤の買いだめ騒動が起こり、
オセロゲームや麦チョコが流行った年に、
当時の山科区では珍しい8階建てのこのマンションが建ちました。
全室南を向いているため、眩しいくらいの陽当たり。
ベランダに出て見下ろすと、寺院に佇んでいる銀杏の木々が色づいていて季節が感じられます。
駅から徒歩5分、大型スーパーも隣接という好立地の物件は魅力的。
そんな物件を全面リノベーション。
まずはビフォーを。
ご提案のパース。
そして、完成です。
落ち着いた色合いでまとめさせて頂き、大人な雰囲気で仕上がりました。
TVボードも造り付けで、背面には調湿・消臭効果を持つエコカラットを貼りました。
以前のお住まいの方がヘビースモーカーだったため、臭いが残るのではないかと心配されましたが、
エコカラットの消臭効果も手伝い煙草の臭いは感じることもありません。
また、写真にはないですが冷える北側のご寝室には断熱・防音対策のためインナーサッシを取り付けました。
これで寒い時期の結露や外の騒音をふさぐことが出来ます。
大きく姿を変えた室内をご覧になって、お客様も大満足です。
最後に、1973年の流行語から一言。
「これにて一件落着。」(テレビ時代劇「遠山の金さん捕物帳」のセリフより)