スタッフブログ

堀田 郁代 自己紹介

機能性シアーカーテンのこと

現在下鴨でお世話になっているお客様のお家は、RCの駆体を綿密に計画されたとても丁寧な施工の建物。

せっかく手を入れて頂きますので、絶対に喜んで頂ける現場にしたいと、プレッシャーをキモに命じつつ、向き合わせてい頂いております。しかし、スキップフロアや建具の大きさ、梁の処理など、意匠上の正解が確実に時代を反映したものとなっており、解体後、改めて正解を捜すなかなかなハードル・・・を、料理しきれるか??が また これプレッシャーの上に、福山にプレッシャーを掛けながら。。。という日々。。いや がんばってもらわねばっ、てかがんばって図面書かねば・・・

さて、そのお家で先行して工事をさせて頂いた南のお庭に面したお部屋に、とても大きなRフィックス窓がありまして。

業者として拝見すると、なんて素敵な見晴らしの良い窓なんだろう、なのですが、時代的にまだペアガラスが普及していない時期の大開口、季節によっては暑さ寒さの過酷さばかりが目立ってしまうデメリットを、少しでも解消したいとのご希望が。

遮熱の手段として一番有効な外付けのブラインドやシェードは曲線の壁のため取り付け不可、となると、フィルムをガラスに貼る方法もあるのですが、今回はガラスはそのままでウインドウマテリアルで片付けられないかとのお題。以前から遮光カーテンをご使用されていたのですがさらなる機能を求められましたので、今回は今までと同じく遮光カーテン+遮熱レースに加えてクリエーションバウマンの遮熱シアーカーテンをお勧めさせて頂きました。

何せ隅々まで設計をきちんとされた建物だけに、カーテンボックスまで準備されており、そこからガラスまでのクリアランスは70程度、あまりごわごわした生地だと風合いが残念なことになりそうだったのですが、

今回お勧めしたSHINE PLUSは、

「通販生活のクールカーテン」

が謳っている太陽光線の70%カットを実現しつつ、視界も遮らず、しかもしなやか。

この秘密は、糸自体が細くしなやかなところにアルミを蒸着させている構造にあるらしく、あまり余裕のないスペースにエレガントにおさまってくれました。

こちらが 現場の写真。左半分は国産遮熱レースのみしめた状態、右半分はSHINE PULUSを閉めています。

遮熱レースはその性格上、光を反射してまぶしさを持つことが多いのですが、バウマンのこの生地は熱と同時にグレアもカットしてくれ、お客様も天気の良すぎる時は閉めたままで生活されているとのことでした。

遮熱レースは、それぞれのメーカーが使用する繊維やその含有量を吟味しながら、透明度と秤に掛けて生地を開発。その指標は各メーカーが独自のスケールで性能を謳っており、横並びで性能比較をすることはまだまだ難しいです。 

ただ、バウマンの商品はそれぞれに光や熱、紫外線についてどの程度カットできるかの数字が客観的に明記されており、実際に納めた現場からの声としても、カーテン業者さんが絶大な信頼を置いているとのこと。マンションなどで日差しは軽減したいが、クールカーテンのように眺望をあきらめるカタチはできれば取りたくない、といったご要望がはっきりとある場合、本当にお勧めです。

高価なものであることは間違いなく、そういった面での難しさはありますが、目的がはっきりされている場合、是非選択肢に加えて頂きたい商品です。バウマンの遮熱カーテンは金属ぽい表情をわざと残して生地のおもしろさを表現したり、

また、吸音効果も一緒に持たせたり。

快適な空間をスタイリッシュに演出するノウハウをたくさんご提案されており、

商品を探して深掘りするほど目から鱗のおもしろさ、かつ   やっぱりプレッシャー  かも。。^^;

 

 

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