スタッフブログ
皆様こんにちは!
毎日、暑いですね。
まだほんの序の口ですが。。。
先日、築不詳(おそらく明治後期~昭和初期)の
とても歴史ある町家の建物調査を行う機会がありました。
格子戸・出格子・土壁
通り庭・水屋・おくどさん・井戸
天窓からのゆるい光だけの薄暗いなか
懐中電灯を照らしながら
床下・各所の状態、柱の一本一本
各部屋の寸法取りも合わせて
約3時間かけて一旦終了。
長い間、誰も住んでおられなかったこともあり
昭和初期くらいの生活がそのまま残っており
とても興味深い調査となりました。
なかでも、通り庭ダイドコつきあたりの
漆喰塗りの土壁に こんなものが貼られていました。
能の曲目の一覧
利休簞笥の設計図のようなもの
能や茶道、ほかにお琴もありました。
文化的な方がお住まいだったようですね。
古い町家等を担当させて頂くと
様々な面白いワクワクするような発見があります。
お仕事冥利に尽きます。