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板東 護 自己紹介

防災まちづくり推進事業①~老朽木造建築物除却事業について~

2020/09/27(日) 資金・補助金板東 護

普段、営業で街中を回っていますと、今までより空き家が多くなったなぁと感じます。

コロナ以前であれば、空いた家があれば転用してゲストハウスや店舗にという使い方もありましたが、

このところは空き家になったまま朽ちてきている建物を見かけます。

空き家対策や、空き家の活用にあたっては、さまざまな自治体が補助金や助成金で所有者を助成しております。

今回は、災害時の倒壊を防ぐため、防災上危険のある建造物の除去に関する京都市の助成金をご紹介します。

 

【防災まちづくり推進事業について】

密集市街地では,地震時に古い建物や危険なブロック塀が倒壊し,また火災時には延焼が広がるおそれがあるなど,

防災上の危険性があります。この事業は,まちをより安全にするために,災害時に危険となるものを取り除く場合にそ

の費用の一部又は全部を補助します。大きくは以下の3つの事業があります。

 

 

◆ 周辺の防災性向上のために老朽化した空き家等を除却

◆ 地震時に倒壊のおそれのある危険なブロック塀を生垣等に改善

◆ 空き家の跡地や空き地を地域の身近な防災ひろばとして整備

 

 今回は、そのうちの一つ「老朽木造建築物除去事業」についてお伝えしたいと思います。

 

・老朽木造建築物除却事業

 

【内容】  古くなった木造建築物の除却に要する費用を助成します。

【補助額】 上限60万円(補助率2/3

【対象】  

以下の1,2,3の要件に該当するもの など

1 以下の(1)~(3)のいずれかに該当するもの

(1)優先地区又は優先地区を含む「路地・まち防災まちづくり計画」の区域内の細街路(幅員4m未満の道)に接していること

(2)袋路(幅員4m未満の行き止まりの道)に接していること

(3)幅員1.8m未満の道にのみ接していること 

 2 昭和56年以前に建築された建築物であること 

 3  京町家でないこと

 ※ただし,そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態の空き家で,

当該京町家を保全及び継承することが困難なものとして市長が認めるものを除く

 

【跡地の要件】 

◇駐輪場,菜園として利用など適正に管理されること

◇隣地と一体利用するもの(上記1(1)の場合に限る) など

 

 

いかがでしたでしょうか?

皆様の周りに長く空き家になっている古い木造建築はございませんか?

補助金を利用して、所有しておられる古い木造建築物の除去し、地震時・火災時の危険性を取り除きませんか?

詳しくは、弊社へお問い合わせくださいませ。

 

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