スタッフブログ

家庭のトイレは、新築の場合なら短くみても10年は十分に使用に耐えることができる住宅設備です。

ところが、10年を過ぎると、故障や、不具合がちらほら発生してきます。

便器自体の寿命は長いですが、温水洗浄便座(ウォシュレット)の不調やトイレタンクの部品の故障が

先におこることがほとんどです。

 

今回のお宅は30年ほど使用されたトイレです。(紺色の便器とタンクが時代を感じさせますね)

 

 

少し前から使用後にタンクの水を流した後、止まらないとのトラブルでした。

恐らく内部のボールタップの不具合が生じていると思われます。

もう一箇所トイレがあるので、取り急ぎは止水栓を閉めておきました。

 

まず、ご使用されている便器やタンクの品番を探します。

見るべきところは、下記のとおりです。(※画像はTOTO様のHP参照しております。)

 

タンクの品番は「S721B」

 

便器の品番「C720R」

 

便器とタンクの品番を調べると、20年以上前に既に廃盤しているものでした。

修理も可能かと思いますが、今後も不具合が出てくる可能性もありますし、新しいトイレに取替えを提案いたしました。

フチがない便器も多く、お手入れのしやすいが向上するだけでなく、節水トイレは使用量が(大4.8L 小3.6L)と

20年以上前のトイレに比べると60%も節水になります。

また、便座の消費電力も大幅に改善され節電にもつながります。

 

たかがトイレ、されどトイレ。

毎日使うものですので、10年以上お使いのトイレでしたら見直しされてはいかがでしょうか。

 

 
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